電動歯ブラシて毎日しっかり歯磨きしていて、歯のツルツル感もバッチリ。
歯磨き剤のすっきり感も手伝って、「私の口内は清潔そのもの、口臭なんて無縁」と思っていました。見た目にも自信がないわけではなかったので「俺カンペキ!」くらいの勢いで出かけていく日もありました…。
あるときのことです。歯磨きの仕上げでうがいのあとに歯磨き剤を洗い流した歯ブラシでブラッシングしていて、なんとなく舌をこすってみて驚きました。歯磨きした直後なのに、歯ブラシが黄色っぽい歯垢のような色に。「汚い…なんだこれは」と思ったその瞬間、会社の先輩が数年前に、会社で歯磨きしているときに発した一言と、そのあとの行動を思い出したのです。
「口臭の原因は歯じゃないんだ、知ってたか?」と言いながら歯ブラシで舌を軽くブラッシングしていたその光景を。歯磨き中だったこともあり、「何言ってんだ、この人」としか思っていなかったのですが、まさか、こんな形で思い知るとは考えてもみませんでした。はりきってカッコつけていた自分が「口臭野郎」だったかもしれないと考えると、自分のカッコ悪さが少し恥ずかしくなりました。
それからは、毎回欠かさず舌を洗うようにしています。先日、強く磨きすぎると味覚が鈍る、とテレビで見たので、少し優し目に洗うように心がけています。